ヲタク48

なんとなくITをタク つらつらと私的メモ代わりです

日曜日, 8月 27, 2006

Intelのマザーボード

http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0608/27/news001.html

Intelの純正マザーボードというのがある。
箱にもIntelと書いてあるし、起動時のBIOSメニューでもIntelと出る。
もちろん、IntelのチップセットにIntel満載のマザーボードである。
実は最近「安い」。

実際気がついたのが945GマザーをASUSとIntelの両方を購入してからなのだが
台湾のサードパーティであるASUSよりIntelの方が安い。
もちろん以前はIntel買う人が居ない位高かった。
945Gについて言うとASUSの方が出来がいい。
BIOSも親切で高機能、設計も一段磨かれている。
当然であるIntelが純正マザーの設計書であるリファレンスシートを公開しているから。

で、何をやってもジャイアンモードのIntelがどうしてこういう戦略に出たのかが問題。
簡単に考えてみた。

1.単に利益率の高いCPUで利益を上げたい。
コンパイラはただで配ろうかという勢いの時期と同じ発想か。
もちろんマザーを安価に提供することで対抗馬のAMDとトータルコストパフォーマンスで優位に立つわけだ。

2.マザーの生産ラインが余っている。
自社内かOEMなどの契約制か知らないが生産量に余力があるのかもしれない。

3.相性問題
昨今のPCパーツには余裕が少ない。
高クロック化がCPUとメモリに及ぶと同時に熱設計も厳しくなっている。
不具合の多いマザーが世に出るとIntelパッケージ自体のブランドイメージの低下につながる。
そこで肝心要のマザーは自社製を多く流通させる策を弄したと・・・

そういえば先日Woodcrestをさわった。
4コアであるがIntelコンパイラに適当なオプションとソースの簡単な変更で
シングルスレッド動作の3.5倍程度のパフォーマンスが得られた。
ドスパラのお兄さんも価格でお手上げだって言うMacProでも買ってみようかという気にもなるな。