ヲタク48

なんとなくITをタク つらつらと私的メモ代わりです

金曜日, 9月 29, 2006

専用サーバの進化

BuffaloのTeraStationを100baseで使っている。
もちろん、TS-TGL/R5の方である。
ローカルより遅いのでギガスイッチは発注してる。

世間では玄人志向の玄箱ハッキングが流行っている。
考えようによると完成されたNASというより
PowerPCと128MBのメモリを積んだLinuxマシンである。
個人用でも常時回線を置いているなら普通の外付けHDD的にも使える。

惜しむらくは機能ではなく性能だ。
要するに遅いのである。
ギガスイッチを導入して遅ければこれ買うかも。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0927/buffalo1.htm
http://buffalo.jp/products/new/2006/000305.html

本命と言われるXenとは?

Xenが仮想化技術の本命と言われる。
ネット上の情報をサーベイしてたらなんとなくだけど
状況を理解した気になった。
パフォーマンス重視なら割り込み処理をそのまま仮想化してる場合じゃないらしい。
ゲストに手を入れるのはアリなんだろう。

でも、サーバ目的ならOpenVZ的な思想の方がスリムだ。
ワンポイントで使うならQemu(forWindowsで)の方が安易だし
デスクトップ向けの簡便さと安定感ではVMWareだろう。
MS社のVirtualPCは知らん。

Xenのいいところはオープンソースってのが
将来性があるように聞こえて良いのだろう。
慈善事業を真っ向否定は出来ないのと同じだ。
Intel社AMD社などのハードメーカーだけでなくMS 社も協力的だ。
そういえば、MS社もVirtualServerをどうするつもりなのか分からない。

逆にオープンソースの弱点もある。
良いコードが完成した場合商用ソフトに同様の機能を簡単に取り込まれる。
Xenが本命というが圧勝にはなりえない気もする。
状況しだいならWindowsにプリインストールだろう。

まぁアタシの場合趣味半分なので調査はこの程度。
正直VMWareServerで公私とも満足してる。

木曜日, 9月 28, 2006

インテル社の戦略

インテルが4コアのCPUを年内に出すと発表した。
予想された事態であるがデスクトップ向けが先に出るというのは驚きだ。
当然ハイエンドはサーバ向けの方が利益率が高いと思われるからだが
もしかしたらサーバ向けのチップセットに不具合があるのかもしれない。
FB-DIMMのレイテンシがマルチコア向けでないのは直感的に理解できる。

インテル社が対AMDのベンチマークには積極的なのだが
ベンチマークを出さないものがある。そう、FB-DIMM向けのチップセットである。
レイテンシが大きいため普通のデスクトップベンチマークではデスクトップPCに劣るのである。
補うためにキャッシュ量を増やしたりしないのは生産性の問題だろう。

ところで,インテル社にとってPentium4は失敗作だったと言われている。
私はこれを真っ向から否定する。理由は以下のようなものだ。
1.当時AMDが高クロックで攻勢をかけてきたため真っ向で対抗するのは圧倒的強者の勝ち方だろう。
つまり,全体として勝っているがどこか負けている,ではダメなのである。
2.当時動画再生など演算量を要求するものが増えたため取り急ぎの対策としては
ベクトルプロセッサ的な発想しかなかった。そのため結果的にAMDにも負けていない。
3.Pentium4は遅くない。特定の最適化を施されたソフトウェアではむしろ速い部類だ。
出た当初の評価を見れば分かるだろう。

もうひとつある。当時AMDに勝ったあとインテルは高負荷ソフトを模索した。
つまり重いソフトが無くなってきため高性能CPUが売れなくなったのである。
これでは利益率が下がり自動的に次世代への投資が下がる。停滞期である。

そして今永遠の高負荷ソフトが生まれた。仮想化技術である。
つまりマシン1台の中に多くの仮想マシンを持ち演算を行う。
余裕があれば何台でも可能だろう。
その際に要求される高性能とはPentium4世代のものとは全く異なる。
複数の別々の仕事を別々のコアに任せるマルチコアの時代である。

世の中は相も変わらずゲームのベンチマークを動かしているが
先はそうではないだろう。今売れているゲームは任天堂DSのようなものだ。
PCもハイエンドが売れる時代は終わったようにゲーム機もそうだろう。
レゲエという言葉もあるくらいだ。

さて問題はマルチコアで何の仕事をさせるかだろう。

水曜日, 9月 27, 2006

用語を擁護

仮想サーバなんか作ったりしてるときに気になって調べてみた。
変な誤用してんじゃないかとさ。

master:主人,雇い主
slave:奴隷

host:主人
guest:客

client:依頼人
server:給仕人

要するに,ゲストOSがサーバってのも変だよな。
セルフサービスなのかなぁ。
手巻き寿司パーティー状態。

火曜日, 9月 26, 2006

ストレージと帯域

事務所・個人用の据え置きならHDD
現在ギガビットLANは可能だし容量テラバイトまで行ける.
数年で一桁は間違いなくあがる.

携帯メモリ
帯域はUSB2.0で480メガビット,容量は8ギガバイトが出たね.
帯域は規格次第,容量は時間の問題.

遠隔ストレージ
帯域はネット次第,容量はホスト次第
現状で動画メディアまで対応
消費者向けは普及,業務向けはセキュリティと帯域がカギか.

帯域はHDD,機動性は携帯メモリだが
ネットワークストレージの時代が来るんだろう.
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ちょっと違う意見の人が居た。
というかユーザとしての意見だ。
ストレージの転送速度を一桁上げろという。
技術的なことを考えないと欲しいのは分かる。
必要は発明の母だといえるから我儘は言った方がいいのかもしれない。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0929/config125.htm
俺が欲しいのはまだメモリの帯域と演算能力だな。

BasiliskII

68k Macのエミュレータ。
64MBくらいでもちゃんと動くし(当時そんな高価なマシンは・・・)
1920x1200とかの解像度もアリアリ。
この間色々してネットにも繋がった。

でも、ブラウザがIE4かネ助4かiCabってのしか無い。
JavaScript全然だめ。

68k用のフォト書もイラレも捨てちゃったしなぁ。

金曜日, 9月 22, 2006

VMWare覚書

VMnet経由で仮想マシンのpxeブート可能。
というかデュアルコアマシンでparallelknoppixのマスターとスレイヴの両方を仮想化可能。
パフォーマンスは6割程度に落ちるが並列計算可能。
ネットワークドライバはpcnet32。
ホストOS側のIPアドレスが自動的に192.168.0.1になるので要確認。
VMnetブリッジしてリアルスレイヴに対応可能か?

vmdkファイルについて
vmware-vdiskmanagerやらvmware-mountやらが只で使えるvmware serverに入ってた。
パスも通ってないしヘルプに説明も無い。

こんな人もいるのにね。
http://chitchat.at.infoseek.co.jp/vmware/indexj.html
iscsiネタ含めて仮想ストレージも面白そうだ。
とりあえずギガビット化を前倒しでやるか。

VM2台程度ならメモリ2Gで十分だが、CPUが2個だといっぱいいっぱい。
クアッドコアが出たら即買いかなぁ。
え?Mac Proって?
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131台が9台の中で動いてるというのもアレだが、
80台分のディスクイメージを送るってのもなぁ。
http://japan.internet.com/busnews/20060920/4.html

xboxとps3の話

xbox360の外付けHD DVDが2万円らしい。
本体のHDD無し廉価版が3万だから合わせて5万円。
ps3はクタさんが5万に値下げすると言った。
動画環境としては五分なんかなぁ?

ついでに気が付いたこととしてxboxの動画再生はATIのGPUがほとんどやるみたい。
んじゃPCでもATIのカード刺せばショボイPCでもHD再生イケルの?

ついでに初期ファミコンの特許が切れているって知った。
アジアゲームが合法になるわけだな。

以下,初出荷まとめ
ps1
1994年12月3日39800円
ps2
2000年3月4日39800円
ps3
2006年11月11日49980円(予定)

xbox
2002年2月22日34800円
xbox360
2005年12月10日39735円

ファミコン
1983年7月15日14800円
スーパーファミコン
1990年11月21日25000円
NINTENDO64
1996年6月23日25000円
ゲームキューブ
2001年9月14日25000円
Wii
2006年12月2日25000円
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ところでブラウザの話。
WiiはOperaらしいけどPS3は当然Firefox載せる(載せれる?)よね。
XBOX360は知らないし興味がない。

火曜日, 9月 19, 2006

ネットワークと組み込みハードウェア

前から秋月電子のH8シリーズには興味があり
USBかLAN入出力が付いているモノをと考えていたが
意義のある用途がなかったので保留していた。

そうこうしているうちに
http://bb-shout.tristate.ne.jp/
トライステートからこんなのが出た。
いわゆるWebラジオである。
24MHzのH8でmp3のストリーミング再生が可能なんだそうな。
う~ん、PC沢山あるから要らないな。

金曜日, 9月 15, 2006

仮想化とMac

以前に書いたとおりMacの仮想化は68k Macだけで以後うまくいっていない。
他サイトで動いているらしいので些細な理由な気もする。
必要があってやっているわけでもないので保留としておく。
そのうち動くだろう。

逆にMac上の仮想化をVMWareがデモを動かし発表してる。
Intel Mac上でWindows, Linux, Mac OSの仮想化をする。
今年の後半にβ版らしいので製品は来年だろう。

ここで妙に思った人は俺と同じセンスかもしれない。
Mac上でMac OSの仮想化である。意味がないというところじゃない。
「Mac上で」動く仮想化ソフトの開発と重点を置いて言っている。
アップルよりの少し政治的意味合いもあるのだろう。

しかし,本質は逆だ。
如何なるマシン上であっても「Mac OSの仮想化」が出来るということは
Windows版でもLinux版でもMac OSの仮想化を可能にするのは
技術的に難しくないと言うことだ。
つまり,PC上でMac OSが動く可能性のひとつとなりえる。

これからはソフトウェアのクラックよりハードウェアのハッキングの方が簡単な
仮想化時代なのかもしれない。

木曜日, 9月 14, 2006

多忙な情報処理

先日読んだ本で情報処理とは情報を減らすことだと書いてた。
つまり肝心なことを抽出する作業である。
そのうち若い人が嫌がることが多い「確認」というのは非常に重要である。
誤情報が多いからである。
googleが自動化を考えてるらしいが現状人手は不可欠だろう。

情報の抽出も重要だが創造も必要。
これは自動化は不可能だろう。

で,多忙な人はちょっとしたゆとりの時間に色々処理をする。
電車通勤用にこんな形の鞄とか良いのではないだろうか。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0609/13/news077.html

月曜日, 9月 11, 2006

仮想化関連の覚書

最近仮想化の話題が多くなってる。
個人的にも興味があるので色々調べている。

Qemuはスナップショットの機能強化が進んでる。
システムを破壊する可能性のあるテストなどに向いているのかもしれない。
インストール不要なところが素敵だ。
簡単手軽ってのが俺好みかもしれない。
LAMPサーバのイメージを作って持ち歩くのも良いかな?

Wineは今バージョンが0.9.20まで来てる。
つまりそろそろ1.0である。
気になるのはWindows用バイナリが公式サイトにもあること。
Windows上でWin32APIをエミュレートするとは正直意味不明である。
http://www.winehq.com/site/download

SheepShaverってPowerMacエミュレータがある。
未テストだが68kMacエミュレータのBasilisk IIはテスト済み。結構遊べる。
http://homepage3.nifty.com/toshi3/emu/sheepshaver1.html

ReactOSはWindows互換OS
紆余曲折あったけど10年でバージョン0.3.0まで来た。
ソースの確認作業も95.5%まで来てる。
Wineプロジェクトとの協力関係がうまくいっているんだろう。
個人的にはPXEに対応してくれると嬉しいが難しいかな?
http://www.reactos.org/xhtml/en/index.html
---
SheepShaverはOS8.6のディスクでテストしたが非常に不安定。
Webブラウザがまともに動作しなかった。
インストールとシステム終了は出来た。

ReactOSもWebブラウザが動作しない。

Qemuの最新版(qcowパッチ)ではWindows2000以外パーフェクト。
Windows2000はディスクイメージを破壊したようだ。後日再インストール&テスト予定。
分かったことはkqemuが1イメージであること。
つまりデュアルコアで二つqemuを立ち上げてもひとつのCPUに負荷がかかる。
今調べたら新しいのが出てた。これも後日要チェック。
---
Windows2000はやっぱQemuの0.7.2でしか動かない。
いらっと来たので対抗馬のVMWareを入れてみた。
なんの問題もなく動く。
現在実用上はこっちの方がいいのだろう。
Macの仮想化が出来ないのが残念。
PS:これは仮想化されたマシンから書いている。
---
VMWareで気付いたこと。
Qemuとの差異を感じる。
やはり基本は一度全ての情報を集めることなんだな。

1.動作速度がホントに速い。VMWare ServerのUIが優れている。
これは金をかけたソフトらしくて良い。

2.ドライバ
Qemuは仮想化するOSの汎用性を求めたため枯れた実在ハードウェアをエミュレートする。
可搬性は高いし,俺好みだ。
しかしながらVMWareは特化されたドライバを供給している。これにより性能アップが見込まれる。
新しいOSが出たらドライバを作らなくてはならないしバグの要素も増えるだろう。
しかし,使うOSがWindowsとLinuxと決まってあればコレで良いのかもしれない。
俺も思いの外優柔不断で安易だ。君子豹変すとしておこう。

ふと思うのだが仮想化しやすいのは規格化されたハードウェアだろう。
ゲーム機などは数年に一度更新なので多くの労力を集中し安定したエミュレータが作られる。
んじゃ次はPCよりMacの方が楽よね。
世代交代がちょい遅いくらいで・・・同じか?

月曜日, 9月 04, 2006

PSP

PSPの脆弱性が見つかった.
TIFFファイルに関連するモノらしく既に幾つかの裏ツールが開発されている.
もっとも過激なモノとしてファームウェアのダウングレードがある.
元々SCEサイドはファームウェアをアップブレードすることにより機能追加とセキュリティ向上を図ってきた上,最新ファームウェアでないと最新ゲームが動作しないように細工してある.

ちなみに初期ロット(ファームウェア1.00@日本のみ)には致命的欠陥があり漏洩したPSPSDKも含めた環境のおかげで自作ソフトが簡単に動作する.

実は既に1台初期ロット持っていたのだが,この際最新ファームウェアのPSPもダウングレードしてみた.あっさりと初期ロット化して自作ソフトが動作した.
この際,ゲームを捨てて自作ソフトが動作する小型コンピュータでも構わないかなぁといった感じである.

もちろん,ファームウェアのアップグレード・ダウングレードはいつでも出来るから特になんてことはないんだけどさ.